「隣之怪〜蔵の中」文庫の原稿チェック終了〜
2012/02/23

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お元気ですか? 木原です。
有り難いことに、今年は沢山のお仕事を頂いて、ヒーヒー言っています。

年が明けてからというもの、大好きな怪獣映画もほとんど観れません。
もちろん、観たくなくなったのではなくて、観ているどころではないんです。(えーん)

しかし、今年から確立しました。
春先の「隣之怪」の新刊書き下ろし単行本と、文庫本。
夏の「九十九怪談」書き下ろし単行本と文庫本。
加えて、年3回の講談社メフィストの連載。

書くことより、取材が限界に近いです。
書くことは書けるんですが、書くべき取材先を探してオタオタしています。

これで、旅にでも出て取材ができれば言うこと無しなんですが、何といっても観光や温泉や食材探しじゃないので、行けばなんとかなる、ということではないんです。

スタートした初年度から、もうイッパイイッパイになりました。

大体、文章の下手な私がいけないのですが、この度復活した「隣之怪」文庫シリーズの第2弾「蔵の中」、4年ぶりに文庫作業のため手を加えようとしたら、まぁこれがまたヒドイんです。
4年前、単行本を買って下さった皆さん、心からお詫び申し上げます。

ごめんなさい。
あの時は、あれで、イッパイイッパイだったんです。
あの時は、あぁいう腕しかなかったんです。

現在、ちょっとは成長したらしく、まぁ直す、直す。
増補改訂もいいところで、単純に手を加えた時間からいえば、新作を書き下ろすよりも1.5倍長かったです。
その分、現時点では良い物にまとまったような気がします。
何年か経ったら、また謝るかもしれませんけど、しかし良い作品に仕上がりました。

最終の「白い息」「あれとって」「桜の墓」は、もう直していてウルウルしっぱなしです。
自分の書いた物にいちいちウルウルして、と言われそうですが、そこがやはり取材した作品のいいところですね。
体験者の気持ちが胸にジーンとくるんです。

嘘かホントか、3月末に発売される「隣之怪」文庫第2弾「蔵の中」、是非ご一読下さい。
前回をご存じの方ならわかりますが、まるで別物です。


◆『隣之怪〜蔵の中』
著者:木原浩勝
発売日:2012年03月24日
定価(税込):620円
文庫判
発行元:角川書店

[ 内容 ]
父の実家には蔵があり、夜になるとそこから宴会の声が聞こえてきました。幼かった私が楽しそうな声に誘われて扉を開けた途端、人の気配がふっと消えました。そして蔵にまつわる恐ろしくも哀しいお話を聞いたのです。


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